2013年7月4日木曜日

何を撮るのか、という話。

どうも、今週のブログリレーを担当する鈴木です。
このブログリレーも14回目。
実はこれをやろうと提案したのは僕なので、続いてくれてるのは地味に嬉しかったりします。

さて、今回は文章ベースに写真を散りばめていこうと思います


最近はデジタル技術が進歩したお陰で数万円のデジタル一眼を買うだけで、
人間が視覚できる範囲の光を切り取ることが可能になりました。

一眼なんて高いモノを買わなくても、安いコンパクトデジカメでも十分すぎるほど綺麗に撮れますし、
極論、携帯電話を持ってる人間は皆、常にカメラを携帯している世の中です。


この中で、恐らく写真の扱われ方も変わって来ました。
フィルム時代は記念撮影が主だった写真も、今では大半がライフログ、日常の記録で撮られているでしょう。
つまり、かつて無いほど写真の自由度が上がっていると思います。

そういった時代に、自分は何を撮りたいのかなぁ、と考えるのです。


写真は作品にしなければ、と考える人間もいるでしょう、その為に高い機材を揃えたり、
それもまた良しです。


が、忘れてはならんのは、カメラはただの道具にすぎないこと。
日常の健忘録を写す、コンテストに出す為の作品を写す、緩く思うまま捉えて写す
人の数だけ色々あるはずで、だから全てが適材適所
コンテストで入賞したら偉いとか、携帯で撮った写真だからダメなんて事はない。
上下はないのです。


じゃあ、御託を並べた上で、お前はその道具で何を撮りたいの、と言えば
目にした情景を100パーセント記録したい、その為に写真を撮っています。


往々にして記憶は美化されるモノなので、それも含めて時にはアリもしない加工をしてでも
それでも、その時の感情を残したくて、シャッターを切っているのです。


その為には、いつでもカメラを持ち運べるのが理想的ですが、
今の御時世、冒頭で述べた様に携帯で写真が当たり前に撮れます。
しかも、綺麗に(下の写真はスマートフォンで撮影)


道具は、それが最もポテンシャルを発揮できるタイミングで撮れば
値段差、機能差はいとも簡単に乗り越えてしまいます。
まして、デジタルは加工も自由自在。


高い道具を揃える必要なんて、実はそれほど無いのです。
写真部だと、入部してすぐ取り敢えず一眼レフに手を出す人が多いですが
単に綺麗な写真を撮りたいのなら、実は今は選択肢、沢山あると思うのです。



そういう話では、撮りたい物、がある人間は強い。
独自の世界観は、写真の小手先のテクなんて簡単に乗り越えてしまうから
単に綺麗に記憶を残す、を超えた個性、一貫性を身につけたいなぁ、と最近は思うのです。


以上、せっかくこの場に残せるので戯言を書きました。

ふらりと読んだ人がいてくれれば、幸いです。
それでは。


使用機材:
Canon PowerShotG9
SONY  NEX-5
Sony Ericsson SO-03C(Xperia ray)
PENTAX K200D
OLYMPUS E-PL2
PENTAX K-5IIs
撮影時期:ここ4年間ぐらい?(2009-2013)

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